高齢者にお勧めの遊び方
第1位 運動・身体を動かす
高齢者にお勧めの遊び。ベスト1は、間違いなく「運動」です。1日20分の散歩で、認知症のリスクを2分の1〜3分の1まで減らせます。最強の認知症予防法が運動です。
1日に20分の散歩でいいのです。ということで、運動でももっとも簡単にできる「朝散歩」を推奨します。「1日20分の散歩くらい誰でもしているんじゃないの?」と思うかもしれませんが、高齢者の場合、「膝が痛い」「腰が痛い」と、とにかく外出しなくなります。
「20分の散歩」というのは、「20分以上の外出」と言い換えてもいい。週に一、二度しか外出しない高齢者は、明らかに運動不足であり、認知症の予備軍です。
高齢者もできる遊び系の運動でお勧めは「ダンス」です。社交ダンスこような高度なものから、民謡に合わせて踊る民舞、フラダンス、スポーツジムのエアロビクス、あるいはジムのステップ系のプログラムもダンスに含まれます。
ダンスは、新しい動きを覚えなければいけない。それと、両手、両足を異なる動きをする。それを一瞬一瞬変えていくのですから、究極の脳トレです。
「運動×脳トレ」は、デュアルタスクトレーニングと言い、認知症の予防法として精神医学の世界で注目されています。
参考:精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方 樺沢紫苑 著 きずな出版