睡眠リズムをとり戻す-カフェイン、時差ボケ、メラトニンの影響
・寝る時間、起きる時間を決める要素は大きく分けて2つある。
・1つ目の要素は、脳の奥深くに組み込まれた、24時間単位の時計から送られてくるシグナルだ。その時計が夜と昼をつくっている。
夜のある時間になったら眠くなり、朝のある時間になったら目が覚めるようになっているのも、その時計のおかげだ。
・もう一つの要素は、脳内で生成される化学物質だ。起きている時間が長くなるほどその化学物質の量が増え、脳に「睡眠圧」がかかるようになっている。この体内時計と化学物質のバランスによって、日中は覚醒し、夜になると眠くなるというリズムができあがっているのだ。そして睡眠の質も、一部はこのバランスによって決まっている。
参考:睡眠こそ最強の解決策である
マシュー・ウォーカー
桜田直美[訳]